家族や子供を守る家とは?
必要性の高まる住宅の防犯対策
住み心地や使い勝手の良さ、デザインやコスパなど、家づくりにおいて大切なことはたくさんあります。
どれを優先するかは人それぞれですが、はずせないのが住宅の安全性です。
住宅の安全性を高めるためには、次のような要素が挙げられます。
特に小さなお子さんや高齢の方がいる世帯にとっては、段差の解消やバリアフリー設計、階段や浴室・トイレへの手すりの設置など、設備面にも配慮が欠かせません。
さらには、現代社会において求められているのが、外部からの侵入を妨ぐ防犯対策です。
防犯カメラやセンサーライトの設置は、侵入者を防ぐ有効な抑止力です。
これらに加え、道路からの視線を遮る窓やドアの配置や、アプローチや庭に死角を減らす設計など、防犯性を高めるためには住宅の構造そのものにも工夫が必要です。
プライベートと家を守るオアシスのような中庭
中庭のある家と聞くと、開放的でくつろぎのある空間を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、それだけではなく、実はこの中庭こそが、防犯性を高める大きな役割を果たしてくれるのです。
中庭型の住宅は、家の中心にプライベートな空間を持ちながら、外周を建物で囲むように設計されます。
これにより、外からの侵入経路を最小限に抑えることができ、不審者が入り込みにくい構造になります。
また、家族の目が自然と中庭に向くため、常に人の気配があり、防犯効果が高まるのです。
さらに、中庭を中心に生活空間がつながることから、子供が安心して遊べる環境が整います。
外に出ずとも自然を感じられ、親の目の届く場所で過ごせることは、子育て世代にとって大きな安心につながるでしょう。
中庭は、家族にとって自然を身近に感じられる心のオアシスであると同時に、砂漠における実際の水場のように、人々を守る空間の役割を果たします。
大谷工務では、このような中庭のある家づくりを通して、住宅の安全と心地良さを両立させています。